脳卒中重症度スケール(急性期)(JSS)
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- [脳卒中重症度スコア計算用調査票について]
- 評価項目は意識,言語,無視,視野欠損または半盲,眼球運動障害,瞳孔異常,顔面麻痺,足底反射,感覚系,運動系(手,腕,下肢)の12項目である.各評価項目のカテゴリー数はA, BまたはA, B, Cの2または3である.
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- [調査票の使用法]
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- 1)
- 各項目の該当カテゴリーを選ぶ.
- 2)
- これに基づいてA, B, Cの何れかを選び右側にある該当の枠にチェックを入れる.
- 3)
- チェックの入った枠の右側に示されている数字を合計する.
- 4)
- 最後にconstantの値を-14.71を加える.
- 5)
- 以上の計算で得られた数値が重症度スコアで凡そ-0.38と26.95の間の値を取る.
- 6)
- 注意:意識の評価は原則としてGlasgow Coma Scaleによるが、やむを得ない場合に限りJapan Coma Scaleで代用してもよい.
※出典:脳卒中 19:2-3,1997