脳卒中運動障害重症度スケール(JSS-M)
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- [脳卒中運動機能障害重症度スコア計算用調査票について]
- 評価項目は顔面麻痺,嚥下障害,腕,手,下肢近位筋,足関節,複合運動,歩行の8項目である.各評価項目のカテゴリー数は2(A, B)または3(A, B, C)である.
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- [調査票の使用法]
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- 1)
- 各項目の該当カテゴリーをA, B, Cの中から選び,右側にある該当の枠にチェックを入れる.
- 2)
- チェックの入った枠の右側に示されている数字を合計する.
- 3)
- 最後にconstantの値を14.60を加える.
- 4)
- 以上の計算で得られた数値が重症度スコアで-0.26~31.29の間の値を取る.
註:
- 検査不能の項目は最も悪い値(C又はB)をつける.
- 治療の目的上検査が望ましくない項目は主治医の推定値を入れる.
- 障害が両側性又は健側,患側が変動する場合,常に最悪側の値をとる.
※出典:脳卒中 21:355,1999